Dec 4, 2017

海外機関投資家向け会社説明会を行いました

先日12/1にCLSA証券のアナリストが主催する、国内バイオ企業の合同会社説明会に参加いたしました。

毎年この時期に国内証券会社はIRカンファレンスを開催しています。海外投資家だけでも数百名を超える規模でのイベントで、ダイレクトかつ効率的に日本企業と意見交換ができることから、好感を持たれているようです。今回の合同会社説明会は、このIRカンファレンスに参加した機関投資家の中でも、特にバイオ企業に興味を持つ投資家をマッチングしたイベントで、「Japan Healthcare: Japan Bio Day」というタイトルで開催されました。

参加企業は当社を含め、ペプチドリーム、ヘリオス、テラ、リプロセル、ソレイジア・ファーマなどで、投資家は1コマ1時間のスロットルで説明会に参加していたようです。

当社の説明会に興味を持っていただいた海外機関投資家は、アメリカのヘッジファンド、公的年金基金、運用会社、スイスのプライベートバンク、そしてなんと中東の投資庁の方も当社のセッションにご参加いただきました。投資庁の運用資産額を調べると110兆円と世界最大規模で、流石にこの規模の政府系ファンドから見ますと、日本のバイオベンチャーの時価総額はまだポジションを取れるような規模でもないように思いますが、それでも多くのご質問をいただいたことが印象的でした。

9/8のブログにも書きましたが、アメリカで1治療当たり約5,200万円(但し、効果があった患者に対して請求)の薬価がついたCAR-T(カーティー)と呼ばれる次世代T細胞療法への関心が高いようで、同じT細胞療法に分類される当社のiPS-Tへの質問がいくつか続き、またITK-1についても、12種から4種を選んで投与するというコンセプトを詳細に知りたいというご意見をいただきました。

国内の機関投資家向け説明会ではプレゼンテーションと質疑応答など時間がきっちり分かれていますが、海外機関投資家の場合は、プレゼンテーションの際中にも色々とご意見をいただくなど、非常にアグレッシブな印象でした(だからこそより深くコミュニケーションが図れるようにも感じました)。またこれは些細なことではありますが、中東の投資庁の方の名刺がアラビア語で書かれており、創薬分野へのグローバルな関心度の高さを改めて認識できる説明会となりました。