Pipelineパイプライン

_がんワクチン

GRN-1201

  • がん免疫を誘導するペプチドワクチン
  • 患者が共通してもつがんの目印をワクチンとして投与することで免疫システムによる捕捉を促し、がんの目印をもつがん細胞に対して特異的に攻撃をしかけるキラーT細胞を誘導する
  • 免疫チェックポイント阻害抗体との併用による複合的がん免疫療法化
  • 非小細胞肺がんを対象とする第Ⅱ相臨床試験の仕切り直しを検討中

GRN-1201は欧米に多い白血球のHLA-A2型の人に適合するペプチド4種で構成されるがん治療用のペプチドワクチンです。当社設立の母体である久留米大学でがん患者由来のcDNAライブラリーから免疫反応性の高いペプチドを多くの臨床研究で検討し絞り込まれてきたもので、これまで米国でメラノーマ(悪性黒色腫)対象の第I相臨床試験、非細胞性肺がんを対象とする第Ⅱ相臨床試験を実施してきました。

当社は2022年5月、第Ⅱ相臨床試験を計画より早く切り上げることを決議しており、現在は同試験で得られたトップライン・データを活用して、新たなパートナーと試験プロトコル等を仕切り直したうえで試験を開始する道を模索しております。

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