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国際骨髄腫学会(IMS: International Myeloma Society)の年次学術集会 (IMS2026)に参加しています

IMS 2026に参加しています

当社は現在、米国で再発・難治性多発性骨髄腫を対象としたBP2202の第I相臨床試験を進めています。ちょうどこのタイミングで、国際骨髄腫学会(IMS: International Myeloma Society)が主催する「IMS 2026」が開催されています。多発性骨髄腫治療の第一線で活躍する臨床医が世界中から集まる、世界有数の国際学会です。

すっかりオンライン面談が中心となった今、治験実施医療機関のドクターと直接お会いする機会は貴重です。今回の学会で、BP2202の治験について対面で打ち合わせを行っています。

 

多発性骨髄腫

多発性骨髄腫は、骨髄の中で形質細胞ががん化し、異常に増殖する血液がんです。骨髄は骨の内部にあり、血液をつくる働き(造血)を担う「臓器」です。ここで骨髄腫細胞が増えると、正常な血液細胞がつくられにくくなり、重い貧血などが起こります。また、骨を壊す細胞が活性化されることで、骨がもろくなり骨折しやすくなります(骨病変)。

形質細胞は本来、さまざまな病原体に対応する多種類の抗体をつくる細胞です。ところが骨髄腫細胞は、M蛋白と呼ばれる単一種類の抗体や、その構成成分である軽鎖を大量につくり出します。その一方で正常な抗体が減るため、重い感染症にかかりやすくなります。さらに、大量の軽鎖が腎臓のフィルターに詰まり、腎機能障害や腎不全を引き起こすこともあります。

近年、治療法は大きく進歩し、患者さんの予後は改善してきました。それでも根治は依然として難しく、多くの患者さんが再発と治療を繰り返しています。

治験を実施する米国の患者数は、2023年時点で約20万3,000人※、2026年の新規診断は約3万6,000人、死亡は約1万900人と推定されています※。世界全体では、年間約19万6,000人が新たに診断され、約11万9,000人が亡くなっています(2024年推定)※。新たな治療選択肢が、今なお強く求められています。

 

学会の現場から

これだけ新しい治療法が次々と登場していても、ドクターの「次の治療法」を探し求める熱意はすさまじいものがあり、IMS 2026の会場でも、濃密な情報交換と熱い議論が繰り広げられています。

その熱意の根底には、新しい治療法を待ち望む患者さんの願いがあります。BP2202がその願いに応えるものとなるよう、身の引き締まる思いで開発に取り組んでまいります。

 

※ GLOBOCAN 2022、SEER、Nikolaou et al. Value Health 2022、JAMA 2022;327:464

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