学会発表のお知らせ:第67回米国血液学会
本年の米国血液学会(American Society of Hematology Annual Meeting: ASH2025、2025年12月6日-9日、米国オーランド)において、当社共同研究先より、BP2201(iPS細胞由来再生NKT細胞)にかかる共同研究に関連する発表がございますので、ここにお知らせいたします。
演題: 再発・進行頭頸部癌患者を対象としたiPS-NKT細胞動注療法に関する第Ⅰ相試験
発表者: 青木孝浩1 飯沼智久2 黒川友哉2 小野寺淳3 花岡英紀4 花沢豊行2
古関明彦5 本橋新一朗1
- 千葉大学大学院医学研究院 免疫細胞医学
- 千葉大学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学
- 千葉大学大学院医学研究院 免疫発生学
- 千葉大学病院臨床試験部
- 理化学研究所 生命医科学研究センター副センター長
これまでに本試験においてiPS細胞由来NKT(ナチュラルキラーT)細胞の臨床応用における安全性と初期的な臨床活性が確認されたことが報告されていました。今回の発表ではさらに、他家iPS-NKT細胞投与後に患者自身の内在性T細胞が活性化していたこと、特に腫瘍増殖抑制傾向が観られた2例の患者において特定の抗原に反応する内在性T細胞クローンの占める割合が高まっていたことが報告されます(公表済抄録より)。
【BP2201(iPS細胞由来再生NKT細胞)関連】
